妖怪の百鬼夜行ってんどんなのがいるのって思ったことありませんか?

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百鬼夜行とは?絵巻に描かれた妖怪たちの世界
百鬼夜行(ひゃっきやこう/ひゃっきやぎょう)とは、日本の説話や伝承において、数多くの妖怪や鬼が一堂に会し、深夜の都や街を行進する現象を指します。
平安時代から室町時代にかけての説話集や絵巻物に多く登場し、江戸時代以降は文学や美術の題材として広く親しまれてきました。
以下では、有名どころではなく、あまり知られていない百鬼夜行の妖怪も紹介します。
百鬼夜行に登場する妖怪一覧
輪入道(わにゅうどう)
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輪入道(わにゅうどう)は、日本の妖怪の中でも特に強いインパクトを持つ存在です。巨大な車輪の中央に恐ろしい僧侶の顔が浮かび、そのまま炎をまとって夜道を転がる姿で知られています。
輪入道は、「大きな車輪そのものが身体」、「車輪の中心に鬼のような僧侶の顔」、「炎をまとって高速で転がる」、「夜中の町や街道を走り回る」という姿で描かれます。
地域によって話は異なりますが、有名なものには次のようなものがあります。
夜中に輪入道が町を走り回り、「見た者の魂を奪う」と言われました。
また、「家の戸を少し開けて覗いた女性が足を引きちぎられた」という恐ろしい話も残っています。
そのため、「夜中に外を覗いてはいけない」という戒めにもなっていました。
姥が火(うばがひ)
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姥が火(うばがび、うばがひ)は、日本各地に伝わる「怪火(かいか)」の一種で、夜道や墓地、海辺などに現れる不思議な火の妖怪です。炎そのものが妖怪として語られることもあれば、老婆の霊が火となって現れると考えられることもあります。
姥が火は地域によって姿が異なりますが、代表的なイメージは「青白い火の玉」、「赤く燃える炎」、「老婆の顔が炎の中に浮かぶ」、「髪を振り乱した老婆が火をまとって飛ぶ」、炎だけが夜空を漂う場合もあれば、人の姿が見える場合もあります。
名前の由来は、「姥(うば)」とは、年老いた女性や老婆を意味します。
そのため姥が火は、「老婆の怨霊」、「子育てや出産にまつわる悲しい出来事で亡くなった女性」、「強い執着を残して亡くなった人」などが火となって現れたものと考えられてきました。
網切り(あみきり)
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網切り(あみきり)は、その名の通り「網を切る」妖怪です。魚を捕る網や蜘蛛の巣のような網を、大きなハサミのような爪で切ってしまうとされる、不思議でどこかユーモラスな妖怪です。
網切りは、地域や絵師によって少し異なりますが、一般的には次のような姿で描かれます。
「鳥のようなくちばし」、「エビやカニを思わせる大きなハサミ」、「細長い体」、「水辺を歩く脚」、「昆虫・甲殻類・鳥が合わさったような姿」
現実の生き物を組み合わせたような、非常に独創的なデザインです。
陰摩羅鬼(おんもらき)
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陰摩羅鬼(おんもらき)は、墓や死者にまつわる不気味な鳥の妖怪です。ほかの妖怪と比べても仏教的な背景が色濃く、江戸時代に妖怪画としてまとめられた比較的新しい存在です。
陰摩羅鬼は、一般的に次のような姿で描かれます。
「巨大な黒い鳥」、「鶏や烏(からす)に似た姿」、「全身が炎に包まれている」、「赤く光る目」、「長い首や鋭いくちばし」など、鳥でありながら、どこか死霊や鬼を思わせる異様な雰囲気をまとっています。
「陰摩羅鬼」という名前は、仏教の言葉に由来すると考えられています。
「陰摩羅」は、古い仏教文献では死体や不浄に関わる存在として扱われることがあり、「鬼」が加わることで、日本の妖怪として再解釈されたと考えられています。
つまり、陰摩羅鬼は古くから民間に伝わる妖怪というよりも、仏教の語句やイメージをもとに妖怪として視覚化された存在と言えます。
雨降小僧(あめふりこぞう)
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雨降小僧(あめふりこぞう)は、雨を呼ぶとされる子どもの姿をした妖怪です。恐ろしい妖怪というよりも、どこか愛嬌があり、自然現象と結び付いた精霊のような存在として描かれることが多い妖怪です。
雨降小僧は一般的に、「小さな男の子の姿」、「大きな笠(かさ)をかぶっている」、「一本歯の高下駄を履いていることもある」、「雨具を身につけている」、「手に提灯や雨傘を持つこともある」という姿で描かれます。
顔は子どもらしく、怖いというより少し不思議な雰囲気があります。
雨降小僧が現れると、「雨が降り始める」、「雨が長引く」、「霧や湿気が立ち込める」と言われています。
ただし、人を襲うという伝承は少なく、「雨を連れて歩く存在」という性格が強い妖怪です。
手の目(てのめ)
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手の目(てのめ)は、顔には目がなく、両手のひらに大きな目があるという、とても印象的な姿をした妖怪です。江戸時代の妖怪画で広く知られるようになり、「見る」という行為そのものを独特の形で表現した妖怪として人気があります。
手の目の特徴は非常にはっきりしています。「顔に目がない」、「鼻と口だけがある」、「両手のひらに大きな目がある」、「人間の老人のような姿」、「夜道をさまよう」
この「顔ではなく手で見る」という発想が、手の目を他の妖怪にはない存在にしています。
手の目には、こんな伝説が伝わっています。
昔、ある盲目の老人が盗賊に襲われ、お金を奪われたうえに命を落としました。
老人は無念の思いを抱えたまま亡くなり、その怨念によって妖怪となります。
その後、夜道で旅人に近づき、「金を返せ……」と迫るようになったといわれています。
この話から、手の目は「恨み」や「報われなかった悲しみ」を象徴する妖怪とも考えられています。
毛倡妓(けじょうろ)
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毛倡妓(けじょうろ、けじょうろう)は、全身が長い毛で覆われた女性の姿をした妖怪です。美しさと不気味さを併せ持つ存在として描かれ、日本の妖怪の中でも印象的なデザインを持っています。
毛倡妓の特徴は次のようなものです。
「若く美しい女性の姿」、「全身が非常に長い黒髪で覆われている」、「髪が地面まで届くほど長い」、「毛髪がまるで生き物のように動くこともある」
一見すると美しい女性ですが、近づくと普通の人間ではないことが分かるという、不思議な雰囲気を持っています。
震々(ぶるぶる)
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震々(ぶるぶる)は、その名前の通り「ぶるぶると震える」ことから名付けられた妖怪です。日本の妖怪の中でも少し珍しく、目に見える怪物というより、「恐怖そのもの」が妖怪になった存在として解釈されることが多い妖怪です。
「震々」は「ぶるぶる」と読みます。
名前は、人が恐怖や寒さで体を震わせる様子を表す擬態語そのものです。
つまり、「恐ろしくて震える」、「得体の知れないものに遭遇して身がすくむ」という感覚が妖怪として表現されたものだと考えられます。
天井下(てんじょうくだり)
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天井下は、姿は髪を振り乱したおどろおどろしい姿の小鬼や老人のような姿で、天井の板を押し開けて上半身を逆さまに垂れ下げている様子が描かれます。
行動は 基本的には深夜、人が寝静まった頃に天井からにゅっと姿を現します。危害を加えるというよりは、見上げた人を驚かせる怪異として知られています。
名まえの由来は、実際に妖怪が存在するというよりは、古くなった家屋の天井が湿気や経年劣化で弛み、垂れ下がってくる現象(文字通りの「天井下がり」)を妖怪に見立てて生み出されたと考えられています。
家鳴りや暗闇への恐怖として、 木造建築の家が軋む音や、暗い天井の隅に対する人々の恐怖心や不気味さが具現化したものの一つです。
以津真天(いつまで)
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まとめ
妖怪の百鬼夜行における雨降小僧や姥が火など、百鬼夜行の一部ではありますが、掲載させていただいています。
今後も百鬼夜行の鬼たちなどを追加掲載する予定なので、ぜひ、ご覧ください。
なお、以下ページでは、百鬼夜行と被るような怖い系モンスターイラストを紹介していますので、よかったら、ご覧ください。
ありがとうございます。


































このページでは、そんな妖怪の百鬼夜行をイラストとその説明と共に紹介したいと思います。