ボールペンイラストの描き方/ボールペン選び&描き方などを解説!

私は「天竹みのるるる尾」というアーティストをやっています。

時々、ボールペンを使用して、冒頭のアイコンのような連想画や
シュールレアリスム的な絵を描いたりしています。

このページでは、そんなボールペン使用経験から、
ボールペンイラストを描きたい人のための、
ボールペン画の描き方、ボールペンの使い方や種類など

について、くわしく解説していきたいと思います。

ぜひ、見ていってください。

 

ボールペンイラストの良い点

まず、ボールペンイラストの良い点というのは
ボールペンは太さが安定していて、筆致の重ねがきき、
書き味が、筆などと比べて、ソリッドで硬質であり、
描いている感じがあるという点です。

硬質の情念を込めやすいという点にもあると思われます。
また、ソリッドな割に
万年筆などは引っかかる感じが多少ありますが、
その点、ボールペンは万年筆より
描き味が滑らかな点があります。

 

ボールペンイラストにおけるボールペンの持ち方


ボールペンの持ち方により、

ボールペンで描く筆致の濃さを調整することが出来ます。

ボールペンを立てて短く持つと
比較的はっきり、濃く描くことが出来ます。

それに対して、
ボールペンを寝かせて、長く持ち描くと
色を薄く描いたり、調整できます。

ですので、
持ち方を変えることで、
ボールペンで描く時の濃さの調整などが出来ます。

 

ボールペンイラストで使う黒ボールペン

まず、ここでは
ボールペンイラストで使用するボールペン
について語りたいと思います。

 

形を微細に描きたい場合; Super grip G キャップ式

いろいろなボールペンを試してみて、
詳細に形を描く時にこれが良いと
私が行きついたのが、
Pilot Super grip G 0.5mmと0.7mmの キャップ式というボールペンです。

0.5mmで描いたグラデーションや
それを表すために描いてみた球体のイラストは以下。

太さ0.5mm による描写

0.7mmで描いた
グラデーションと球の絵は以下です。

0.7mmが一般的なボールペンのペン先の太さになります。
こちらの方が描きなれているというのもありますが、
より微細に描きたいときには
0.5mmを使っています。

このボールペンの良いところは
力加減によるグラデーションがきれいに表現できる
ところです。

ちなみに、このボールペンは
太さが
0.5mm、0.7mm、1mm、1.2mm、1.6mm
と選べますので、
他の太さのを選んで使うのもいいと思います。

ちなみに0.7mmにはノック式もあります。

替え芯も売っているので、
ローコスト、エコロジー的に使うことも出来ます。

また、同じPilotの
以下もいいです。

Pilot Super grip G 0.5mmに行きつく前に行きついたのが、
このボールペンでした。

デザイン的にいろいろな種類があるので、
こちらも主力で使っていたりもします。

こちらもSuper grip Gと同様、
描いたか、描かないかレベルの線が描けるところが
このボールペンの良いところです。

Pilot Opt にはいろいろなデザイン柄があり、
計8種類、柄があります
が、
基本的に太さや色は細字・黒しかありません。
太さは0.7mm
です。

基本的にはペンのデザインで選ぶタイプのボールペンのようです。

ペン自体は300円前後と普通のボールペンより少々高いですが、
替え芯タイプなので、替え芯で使い続ける分には
ローコストで済むとも言えます。

そして、これらとの比較として
以下では、コンビニでよく売られている
普通に文字やノートを描く時にとても良いボールペンの代表の
Jetstream と比較してみます。


私も一時期、Jetstream主体でボールペンイラストを描いていた時期があり、
その時は塗りつぶす面積が大きい絵を描いていたので、
その様な場合には重宝すると思います。

 

ちなみに、
他にも
良いと思う物を紹介してみました。

以下はTapliclip 0.7mmで描いたグラデーションと球の絵。

太さが
0.5mm、0.7mm、1mm、1.2mm、1.6mm
と太さを選べる点が良い点です。

 

ドローイングを生かしたい場合

ボールペンイラストを詳細に描くというよりは
ドローイングや衝動性を生かした描き方をしたいというときに
良いと思える描き方があります。
太さを複数併用して描くというやり方です。

細い筆致は0.5mmを使い、
太い筆致は1.6mmを使って
併用して描くというやり方です。

2本を併用して描くと
例えば、以下の様なリズム感のあるイラストが描けます。

 

ボールペンイラストでの色の付け方

カラーボールペン

色を塗るのにカラーボールペンを使いたい場合は
カラーボールペンは以下のものが良いと思います。

基本はこれだけでもいいのですが、
もっと色が欲しい場合は、以下もいいと思います。


ちなみにペン立ては以下のものを使っています。

なお、個別にではなく、
まとめて色が欲しい場合は
以下もおすすめです。

Pilot Juice とZEBRA サラサクリップでは
お互いにない色があるため、
両方買ってしまうというのも手ではあります。

また、もっと色数が欲しい場合には
以下のような商品もあります。

色数がとても豊富でとても安いのですが、
出ない色もある場合もあり、
そこら辺を改善してほしい部分ではありますが、
ここまでボールペンで色数がある商品は他にありませんので、
出るものを使うだけでも価値はあるとも言えます。

全般的にですが、
基本的にカラーボールペンは
一定以上の濃さのあるものが多く
描いた際のグラデーションは以下のような感じです。

色調を薄くしたい場合には
ペンを寝かせて描くか、
点描や線描を多用することになります。

また、マインドマップなども描くという人は、
カラーボールペンは良いかもしれません。
一般的なマインドマップは、
ある一定以上の太さのあるペンを使う事が多いですが、
細い線で描きたいタイプの人には
マインドマップは描く際には一定以上の濃さがはっきり出るものが良く、
私は上記のボールペンなどをよく使っています。

 

色鉛筆、もしくは水彩色鉛筆

私は色の力加減、薄さ加減を調整したい時は
基本的に色鉛筆を使っています。
色鉛筆は各社いろいろあり、
好きなものを買って使えばいいと思いますが、
私が安定して使っているのは以下です。

色鉛筆には水彩色鉛筆という
水で溶ける色鉛筆があり、
色鉛筆として塗った後で、
水を付けた筆で色を伸ばしたり、
ぼかしたりすることが出来ます。

色鉛筆に比べ、色の善し悪しが
メーカーによってはっきり出るため、
少々高くても、無難なものを買うのが良いと思います。
私が使っているのは以下です。

 

アクリル絵の具や墨など、絵の具

ボールペンイラストにおいて、絵の具を使う場合は、
私は均質な色を塗りたいとき使っています。
先日は、以下の絵などでは、部分的に、
金墨を薄く均一にした地色として塗るために
使ったりしました。

 

その他画材

基本的にボールペンイラストを描く人は
硬質の質感、描き味が好きな人が多いと思いますので、
上記のものを紹介しましたが、
水彩絵の具やアクリル絵の具などを併用するのも一つの手段だと思われます。

 

ボールペンイラストで描いたボールペンの消し方

砂消しゴム

ボールペンの筆致を消すのに、
砂消しゴムで消すというのがまずあります。

これは紙を生かす形の消し方なので、
あとあと、色鉛筆やその他の筆致にもいろいろ対応しやすいというメリットがあります。

ただ、半面で紙質が荒れやすいので、難点です。
私はMONOの砂消しゴムを使っています。

修正ペン

私がボールペンの筆致を消すので、
主力で使っているのは修正ペンです。

すぐに消せて、加筆できるのが良い点です。
線で消せるところがとても良いところでもあります。

難点は、色鉛筆や水彩色鉛筆、水彩絵の具、墨などを画面に載せる際には
はじかれやすいという点にあります。

私が主に使用しているのは以下です。

また、修正液には0.9mm幅の広いタイプの物もあります。

 

修正テープ

修正テープは一気に一部のエリアを白く初期化できるので、
便利でもあります。
私は修正ペンを使い始める前には、よく使っていました。

私が使っている修正テープは以下です。

これは5mmタイプですが、
修正テープには2.5mmや6mmタイプもあるようですので、
使い分けるといいかもしれません。

 

ボールペンイラストでの描く下地

ケント紙

紙厚が画用紙よりもあり、しっかりしており、
表面がツルツルしていて、ボールペンでとても描きやすいという利便性があります。

紙厚があるので、砂消しゴムに対してもある程度耐久性があります。
私が一番利用している紙の下地でもあります。

 

コピー用紙 or プリンタ用普通紙

コピー紙は手軽にコンビニでも手に入る紙で便利です。
しかし、紙厚が薄い、高級感がない、耐久性が弱いという難点があります。

 

画用紙

紙厚があり、100円ショップでも売られている絵を描く用などの紙です。
とても手に入りやすい利便性があります。
紙質としては、コピー紙より厚さがあってしっかりしておりますが、
若干、表面の凹凸があります。

 

はがき

しばらく前ははがきサイズで
たくさんボールペンイラストを描いていました。

大きさが小さいので、絵をいろいろと試して
力をつけるには、はがきサイズの小さいキャンバスや下地というのは
とてもいいと思います。

普通の官製はがきもありますが、
パソコンプリント用にはがきサイズマット紙
を使うと、たくさん入っているのでお金がかからず済みます。

厚さがいろいろあったり、紙の地の白の明るさが違ったりします。
その辺は選ぶ必要があります。

以下の写真はおもて面を写していますが、
絵を描く際には裏面を使って描きます。

 

イラストボード

紙製ですが、厚紙にはってあり、
壁に立てかけるなど、額を用いずとも、展示を独立して立てて行うことが出来、
しっかりしているので、場合により、収納にも便利かもしれません。

イラストや描いた絵をしっかりしたものにしたい、
または、しっかりしたものに描きたいという場合には

いいと思います。

紙質もフラットなものから凹凸のあるものまで、
いろいろあります。

 

木製パネル

木製パネルに紙を張って行う方法と、
木製パネル自体にジェッソやアクリル絵の具などを塗って、白くしてから
ボールペンで直接、描く方法
方法が2つあると思います。

また、木製パネルなどに
アクリル絵の具などと併用して
ボールペンで描く際には
画面がデコボコになる場合もあります。

ですので、絵の具の発色の関係もありますが、
紙の時より、比較的、太めのボールペンを使うと筆致が分かりやすいです。

 

金箔 or 金属箔

紙などの上に金箔や金属箔を貼って、
その上からボールペンで描くことも出来ます。

金属質の金属箔の上に、ボールペンのソリッドな筆致で描くというのは
ちょっと、鋭角な感じが出ていい部分もあります

 

ボールペンイラスでの物の描き方

ここでは、ボールペンを使った物の描き方について
簡単に説明したいと思います。

 

輪郭線

例として、以下に球体と四角を描きたいと思います。

ボールペンイラストでは、
まず、輪郭線から描くといいと思います。
そこから、描画を起こしていくと、描きやすいと思います。

 

光の方向と陰の方向と立体感

次に陰翳を描いていきます。

絵を描く時に全体的にどちらの方向から光が来て、
どちらの方向が影になるというのを一貫させた方が、
絵の説得力になります。

これがバラバラだと、
どちらから光が来ているのかが、わかりづらくなり、
説得力のある絵になりづらいと思います。

まず、軽く全体的な影を描きます。

次にそれの濃いところを描いたりして、
より立体的にしていきます。

 

影を描く

次に地面に写る影を描きます。

この事により、状況設定がはっきりして
よりリアルに見えるようになります。

また、地面が近くにあるという事もわかるようになります。

 

遠近感

次に背景の物も簡単に輪郭線を描きます。

そして、球体で言えば、
光の当たっているところのすぐ隣の背後は暗く、
陰になっているところのすぐ隣は明るくするといいと思います。

コントラストを付けることにより、
背後との距離感を表現します。

仮に、ボールペンで抽象画を描く際にも、
このように陰影を意識して位置関係を描いていくことは
重要だったりします。

 

まとめ

ボールペンイラストははっきりかける事、
線の太さが比較的安定している事、
描き味がソリッドなこと等があります。

基本的な道具や描き方を抑えれば、
だれでも描ける様になる描き方だと思いますので、
ぜひ、チャレンジしてい見てください。

参考になるところがあれば、幸いです。
読んでいただき、ありがとうございます!

 

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